一度見た光景を写真のように記憶することができる、瞬間記憶能力“カメラアイ”を持つ刑事・柊氷月(波瑠)。その能力を生かしながらさまざまな難事件に立ち向かう氷月は、ノンキャリアで警視庁捜査一課の主任にまで成り上がった。犯人に対する追求は徹底的で容赦がなく、血も涙もないことから“氷の女王”とも呼ばれる氷月には、忘れたくても忘れられない“ある過去”があり、その心の傷を抱えて日々過ごしている。そんな氷月が主任を務める捜査一課第3強行犯第1係・柊班は、捜査一課に特例的に設置された班。くせ者刑事たちが集まったが、氷月だけでなく、班員それぞれもまた、秘密や過去のトラウマを抱えていた。