ドラマディレクターとしてテレビ局で働く田窪優太(井之脇海)は、夢をかなえたものの仕事に忙殺され、“エサ”のように食事を取る日々。かつてあった情熱も消え去り、無性にイライラしてしまうなど、不安定な毎日を送っていた。一方、料理人として順調だったはずの佐藤耕助(金子大地)は、人知れず料理人を辞め、現在はニート生活。高校時代の旧友である2人は、友人の離婚をきっかけに再会。そしてある出来事が契機となり、ただ一緒に晩ご飯を食べる関係に。そんな“晩さん活動”(略して晩活)を通して、優太と耕助は心を回復させ、自分らしさを取り戻していく。