横浜市消防局・司令課3係の新人指令管制員(ディスパッチャー)・粕原雪(清野菜名)。雪は、かつて家が火事になり119番通報をした際に管制員の声に助けられたという思いがあり、自分もその時のように通報者を少しでも安心させられる管制員になりたいと考えている。一度聞いた声や音は忘れないという特技を持つが、こうと決めたことは周りに合わせて変えない“わが道を行く”タイプでもある雪は、自分の対応が間違っていなかったか、その答え合わせや復習の意味も込めて非番の日にその後の事故現場を見に行ってしまう。それが時に、組織内であつれきを生むことにもなり…。